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書籍の紹介 勝ち続ける経営 
本56
ここでは、フランチャイズやチェーンストアーに関連した書籍で、このサイトの開設者が内容を確認の上、特にお薦めに値するものを紹介しております。
勝ち続ける経営 副題:日本マクドナルド 原田泳幸の経営改革論
著者:原田泳幸
発行者:小島 清
発行所;朝日新聞出版
発行:2011年12月30日
定価(税込):1,400円+税
装丁:四六版
167ページ
書 評
★本書は、7連続マイナスでどん底の状態だったマクドナルドの既存店売上高を、7年連続プラスに転じさせたマクドナルドの原田泳幸社長の経営改革論である。
★どのようにしてこれが可能になったのかその理由は、QSCで表現される基本に戻り、基本に忠実であること、そしてこれ以外には何もしない、ということに集約される。そして現場の店長以下従業員に、どのようにして改めてQSCを具体的に実行させたか、その方法論が原田流ビジネス理念として語られている。
★マクドナルドのQSCは、創業以来の経営の基本であり、特に目新しい内容ではない。だがQSCの徹底だけで業績が上向くわけではなく、他の要因として、大幅に店舗数を整理し、フランチャイズ経営のあり方を見直したことも業績向上に大きく寄与している。
★1年間に433店舗を閉店、フランチャイズのオーナーオペレーター(マクドナルドとフランチャイズ契約を結んだ法人の経営者 本書の65ページの注より)440人を約200人に減らしたことが挙げられる。
★さらにフランチャイズの改革については、原田社長は「年功序列・暖簾わけ制度の延長で、フランチャイズ化されていましたから改革は大変なものです。1オーナー当たりの店舗数が1,2店舗しかなく、フランチャイズ店舗の比率が30%しかなかったのです。現在65%までシフトしましたが、これも70%まで持っていくべく、今猛烈に取り組んでいます」と述べている。フランチャイズ企業にとっては、企業の成長段階に応じてフランチャイズ店舗をスクラップ&ビルドすることも、チェーンストアー経営のセオリーである。
★本書の内容は、チェーンオペレーションが中心で、マクドナルドのサプライチェーンマネージメントに関する記述はない。次のサラ・カサノバ社長の体制になり、海外原料の調達面で新たな試練(2014年7月現在)に直面しているが、どうこれを乗り切るであろうか。
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