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書籍の紹介 継続的取引契約の終了
販売店契約・下請契約・継続的供給契約をめぐって
本5
ここで、フランチャイズやチェーンストアーに関連した書籍で、このサイトの開設者が内容を確認の上、特にお薦めに値するものを紹介しております。
継続的取引契約の終了 フランチャイズ加盟店になるには解約時のことも考えておくべきです。
著者:白鴎大学教授・弁護士 川越憲冶
発行者:相澤幸雄
発行所:社団法人 商事法務研究会
新版発行:平成11年12月8日
価格:定価 2,500円+税
書 評
◆本書も「フランチャイズシステムの法理論」(商事法務研究会)を書いた川越憲治弁護士である。
◆私は今、既存の加盟店のオーナーさんからさまざまな相談を受けているが、フランチャイズ契約の終了・解除に関する相談が非常に多い。フランチャイズ契約には、契約期間が定められており、その契約終了については、各種の取り決めごとがなされているのが普通である。新規に加盟店になろうとする人(法人も同じだが)は、ほとんど契約終了時の事にまでは注意を払わない。ここにトラブルが発生する芽がある。
◆この書は、サブタイトルにあるようにフランチャイズに限定したものではないが、フランチャイズ契約も継続的取引契約行為の一つとして同等に取り上げられている。フランチャイズ契約と紛らわしい契約に「代理店」「特約店」に関する契約があるが、著者はこの二つは俗語で、その全体を包括的に捉えて定義を下すことは不可能であり意味のないことである、と述べている。この面での法律的解釈と整理は、実務家にとっては参考になる。
◆解約要件には、約定解約要件と法定解約要件の二つがあるが、両者は紛らわしく、我々実務家にとっては両者の違いを理解することは容易ではない。この点についても、実務家の立場をよく理解している著者は、明快な解釈を下している。それは何か。ぜひ本書を読んでもらいたい。
◆フランチャイズ契約の終了にとっていつも取り上げられる問題に「契約終了後の競業避止義務」があるが、これも章を設けて解説されており、その是非論については大変役に立つ。本のテーマを継続的取引契約終了にのみ絞っても、このような立派な一冊の本になるということは、先に述べた通り、契約終了時に如何にトラブルが生じやすいかということであろう。とにかくこれもお薦めの一冊である。
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