フランチャイズ情報提供サイト

フランチャイズ情報提供サイト
←トップページへ戻る
←フランチャイズ関連書籍へ戻る
書籍の紹介 フレッシュネスバーガー 手づくり創業記
本45
ここでは、フランチャイズやチェーンストアーに関連した書籍で、このサイトの開設者が内容を確認の上、特にお薦めに値するものを紹介しております。
フレッシュネスバーガー 手づくり創業記 著者:(株)フレッシュネス代表取締役社長 栗原幹雄
発行人:高比良公成
発行所:株式会社アスペクト
発行:2011年9月23日
定価:本体600円+税
大きさ:アスペクト文庫
装丁;文庫版218頁
書 評
★「2012年フレッシュネスバーガーはおかげさまで20周年を迎える。まだバブル景気の喧騒が色濃く残る頃、富ヶ谷という場所で、まるで時代から忘れられたような古びた『小屋』と出会い、そこに僕のありったけの情熱と憧れを注いで作った小さな店が、今では200店を超えるチェーンに成長した」(本誌209ページ)。本書の表紙を飾っているのが、ここに登場する小さな店である。本書は創業者栗原幹雄氏が自ら語るフレッシュネスバーガー創業記である。
★著者は、大学卒業後大手住宅メーカーで設計や現場監督の仕事に3年従事した頃に、当時埼玉県の草加市で讃岐うどんの店を開業していた義兄の田淵道行氏(ほっかほっか亭の創業者)から弁当屋を一緒にやることを誘われ、会社を辞め田淵氏を手伝うことを決断する。田淵氏が弁当屋を思い立つきっかけは、うどん屋の仕入れで出入りしていた築地市場で見たある光景だった、とそのきっかけを紹介している。それは何であったかは本書を見てもらいたい。
★「この時の決断があったからこそ、ほっかほっか亭が生まれ、やがてレッシュネスバーガーが誕生した」(本誌99ページ)と著者は書いている。著者が田淵氏と弁当屋をビッグチェーンに育て上げた後、上記の「小屋」に出会ってフレッシュネスバーガーのアイデアを具現化することになるが、両ブランドの業態の多店舗化に、著者の3年間の大手住宅メーカー勤務の現場経験が生かされていることも店づくりの上で見逃せない。
★ハンバーガーショップに対する著者のイメージを「マクドナルド卒業生がモスに行き、モス卒業生がFRESHNESSへ」(本誌76ページ)と述べている。これの実現のためにフレッシュネスバーガー1号店は店づくりは勿論、メニューづくりからオペレーションまで全て著者一人でおこなっている。
★だが1店だけなら店長の努力次第でなんとかなるが、2店目以降は人のマネジメントというハードルがかかると同時に、オーナー自身の人格が問われることになると筆者は説く。このところが著者のえらいところで、創業者の苦労がにじみ出ており本書から学ぶ点でもある。1号店を絶対成功させること、私にもやらせてくれないかという人が出てくること、物件は必ず本部が探すこと、店舗運用の一切の標準化、統一したマニュアルの大切さ、無理な加盟店募集を行わないことなど、チェーン展開の原理原則も本書で触れられている。本書は小さな文庫本であるが、内容は大きなお勧めの書である。
←フランチャイズ関連書籍へ戻る↑このページの先頭へ戻る