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書籍の紹介 史上最強のパチンコチェーンダイナム
本31
ここでは、フランチャイズやチェーンストアーに関連した書籍で、このサイトの開設者が内容を確認の上、特にお薦めに値するものを紹介しております。
史上最強のパチンコチェーン ダイナム チェーンストアー理論を忠実に実行することでパチンコホールの全国チェーンを築きあげた事例です。チェーン化を目指す企業の参考になります。
編者:財界編集部
発行者:村田博文
発行所:株式会社 財界研究所
発行:1999年4月23日
価格:定価 1,500円(税別)
B6判・277頁
書 評
★ここで紹介する「ダイナム」チェーンは、フランチャイズチェーンではない。だがフランチャイズ事業の拡大には欠かせないチェーンストアー理論を、どのように実践するかを学ぶには最適の教材になるのでここで取りあげた。
★昭和42年(1967年)7月に会社設立(現在は(株)ダイナムホールディングス)し、チェーン化を推進して以来、平成19年(2007年)3月期現在の売上高1兆1千億円、店舗数287店(同社のHPのIR情報より)の規模になっている。店舗の所在地は、北は北海道から南は鹿児島まで文字通り全国チェーンを達成している。
★「ダイナム」の社長佐藤洋治氏が、渥美俊一氏主宰のペガサスクラブの会員になったのがチェーン化のはじまりである。以降、マス・マーチャンダイジングシステムによる経済民主主義、出店政策、立地の標準化、店舗の標準化、ストア・コンパリゾン、あるべき標準指標の設定、コストダウン、スカウトによる人材補強、分業、教育、現場主義、センター納品方式など、チェーンストアー理論を忠実に実践し、規模の利益が達成されるとされる200店舗チェーンを達成した様子が本書で語られている。
★釘師に象徴されるパチンコ業界においてチェーン化を推進することは難しいと言われながらも、釘調整の作業をコンピューターと連動させることで、誰でもできるようにするなどチェーン化の苦労があったようだ。このあたり古書店のフランチャイズチェーン化と合い通じる面があるが、私はチェーン化が可能であれば、どのような業種・業態の事業でもフランチャイズ化は可能であると考えている。
★チェーン化のアーリーステージにおいては、本部の人材を先行的に確保し、どのようにして育成するかが最大の課題になる。この面では「ダイナム」チェーンにおいては、チェーンストアー理論に基づき社外からスカウトして補強した様子が説明されており、同じ悩みを抱えている本部企業にとっては大いに励みと参考になるだろう。
★当該チェーンのディスクロージャー(情報公開)は有名である。全ての経営内容と数値・指標を公開している。本書の巻末にもその一部が紹介されているが、これはパチンコ業界の近代化と産業化を果たしたいという創業社長の熱い想いによる。同時にここには、たとえ全て公開しても真似られることはないという自信も感じられる。なぜならば、競合他社にチェーンストアーシステムとそれを支える厚い人材層がなければ、真似ることはできないからだ。
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