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書籍の紹介 ハーバードのフランチャイズ組織論
原題:FRANCHISE ORGANIZATION
本26
このページは、フランチャイズやチェーンストアーに関連した書籍で、このサイトの開設者が内容を確認の上、特にお薦めに値するものを紹介しております。
JFA推薦書籍←このマークは、(一社)日本フランチャイズチェーン協会(略称JFA)が推薦する書籍のマークです。
JFA推薦書籍ハーバードのフランチャイズ組織論 チェーン組織のマネージメント論であるが、日本のフランチャイズの実務家にもお勧めできる専門書です。
著者:ジェフリー L. ブラダック
監訳者:河野昭三
発行者:前野眞太郎
発行所:文眞堂
発行:2006年1月11日
価格:定価 2,800円(税別)
A5判・341頁
Copyright (C) 1998 President and Fellows of Harvard College. All rights reserved. Japanese Translation rights arranged with Harvard Business School Press in Boston through The Asano agency, Inc. in Tokyo.
書 評
★著者は、ハーバード・ビジネス・スクールの組織行動論担当の助教授である。書名にハーバードとあるのは、原著がハーバード・ビジネス・スクール出版会からのものであること、また版権がハーバード大学当局にあることを明示するために邦訳書名がこのような題名になっている(監訳者あとがきより)。
★本書の結論を先に言うならば、直営店とフランチャイズ店の双方から成るチェーン組織を複合組織(plural form)と呼び、この複合組織がフランチャイズ本部企業にとって最も好ましいチェーン組織のマネージメント形態であるとしている。
★上記の結論を導き出すために、筆者が実際に調査・研究した本部企業は、KFC社、Pizza Hut社、Hardy’s社、Jack in the Box社、Fishermen’s Landing(架空名称)社の5社の外食業フランチャイズ本部である。
★その分析手法と研究過程は、「店舗の増設(Unit Growth)」「統一性(Uniformity)」「現地適合(Local Responsiveness)」「システム全体の適応(Systemwide Adaptation)」の4つの点において、直営方式とフランチャイズ方式のどちらが有効か、あるいは両方式がどのように補完・影響し合うか、という面から考察する手法をとっている。この4つの点の意味は本書を読んでもらいたい。
★著者は、5つの本部を調査・研究するするにあたっては、本部の担当者と加盟店オーナーの両方に面会し、本部のトップやフランチャイズ・コンサルタント(SV)の店舗訪問に同行、さらには本部社内会議や本部と加盟店との評議会に出席するなどしてその実態の把握に努めている。
★大学の先生である筆者にとっては、実務の現場で知るマネージメントの実態は、新鮮な感覚で受け取られており、時には驚き、時には新発見、そして既存のマネージメント論とは異なる点などに興味をそそられたようだ。筆者の実務の現場での地道な聞き取り調査と努力には好感を持てるだろう。
★筆者の口から語られる実務の現場における人と人とのかかわり方、本部と加盟店との関係は、日本のフランチャイズにおける実務の現場と全く同じであることに、私は安心感を覚える。従って、日本の実務家にもぜひ本書をお勧めしたい。
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