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チェーンストア理論を学ぶに最適の書籍の紹介
本10・11 2冊
ここでは、フランチャイズやチェーンストアに関連した書籍で、このサイトの開設者が内容を確認の上、特にお薦めに値するものを紹介しております。
書名 チェーンストア経営の目的と現状
チェーンストアー経営の目的と現状 なぜチェーンストアーの構築を目指すのかロマンが語られています。
著者:渥美俊一
発行所:株式会社実務教育出版
発行:1986年3月10日初版発行
価格:定価 1,100円
書 評
◆フランチャイズの仕組みは、チェーンストアー理論をベースにして成り立っている。そこでチェーンストアーづくりの原理原則を理解するのに最適な書としてこの書を取り上げた。この書は次に紹介する「チェーンストアー経営の原則と展望」と姉妹書の関係にある。著者によると、この2冊に発行時点までの著作全62冊のエッセンスが詰め込まれているそうであるが、私がこの書を薦める理由は、まさしくここにある。
◆著者(2011年7月逝去)については、紹介するまでもなく、日本の数多くの小売業を理論と実践の両面から、今日ある著名なチェーンを、一大チェーンに育てて来た斯界の第一人者である。著者が主宰するペガサスセミナーには私も何度も通い、チェーンストアー理論を必死になって学んだものである。
◆内容は1.チェーンストア経営の基本、(1)言葉の意味、(2)チェーンストアの経営理念、(3)チェーンストアの任務、(4)チェーンストアーづくりの本質、2.チェーンストア産業への道、(1)商業の復権、(2)ビッグストアへの道、(3)チェーンストアー企業の誕生、から成り立っており、著者の言葉によると「チェーン化準備の書」である。
◆著者は、本書が出版された昭和61年(1986年)の時点で、フランチャイズチェーンの問題点を次のように提起している。(1)フランチャイズ本部は独占禁止法違反行為を行う恐れがある。(2)加盟店は自ら築き上げた管理技術がないので小規模店向きである。(3)特にわが国の場合は、契約書遵守の観念が希薄で契約違反が時折り起こり、脱退者も少なからず絶えない。(4)無手勝流の単なる開店代行屋や納入業者からピンハネするまやかしものが続出する危険もある。
◆上記の問題に関して、(1)は2002年4月に公正取引委員会から「フランチャイズガイドライン」が発表され、独占禁止法に違反する本部は厳しくチェックされ排除されることになった。(2)については、その後のIT技術の進歩・発展で、メガフランチャイジーの出現と大規模なフランチャイズシステムの展開も可能になっている。(3)と(4)については、著者が指摘の通りであり、現在もフランチャイズ業界が抱えている問題であろう。
◆とにかくフランチャイズ本部の担当者教育については、私はチェーンストアー理論の教育から始めるべきだと思っており、本書はそのための教材としておすすめできる。
書名 チェーンストア経営の原則と展望
チェーンストアー経営の原則と展望 チェーンストア理論の原理・原則を学ぶには最適の書です。
著者:渥美俊一
発行所:株式会社実務教育出版
発行:1986年3月10日初版発行
価格:定価 1,100円
書 評
◆同じ著者の「チェーンストア経営の目的と現状」と姉妹書であるこの書は、欧米における120年を超えるチェーンストア経営システムと、日本におけるアプローチの実験という2面から導き出された経験法則だけを、経営原則として広範囲に展開している。いわばチェーンストアのマーチャンダイジングとマネージメント原論である。
◆内容は1.チェーンストアの経営原則、(1)商品、(2)店舗、(3)財務、(4)マネージメント、(5)作業、(6)組織、(7)教育、2.チェーンストアの経営戦略、(1)経営戦略の原則、(2)現状の経営効率と問題点、(3)昭和60年代の発展軌道、(4)フォーマット、(5)新技術の分野となっている。
こちらの書籍も参考になります → こちらへ
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